【沖磯】2006年11月10日(南伊豆石廊崎にてフカセ)

 

【沖磯】2006年11月10日(南伊豆石廊崎にてフカセ)

 

 

場所 :石廊崎 陸の丸島
釣人 :井出局長、スッキー
潮  :中潮
水温 :20度近辺
天気 :晴天なれど西風強し
時間 :5:30~14:00
釣果 :(井出君)クロ20~33級多数、良型イサギ、良型ヒラソウダ、サンノジ
釣果 :(某)クロ20~25級多数、アイゴ41、ロリータカワハギ
のされ:4発

 

 
 
 
 
いってきました半島最南端の石廊崎。
出船は橋本屋(宮島丸) http://blogs.yahoo.co.jp/lucida5272
今日は来る前から興奮しすぎて丸2日寝られませんでした。
なんだか釣れる気がしてね……(^^;)
 
 
■1:00
富士を出発。道中、のされ隊本部(ろばた千成)に立ち寄り、会長と特攻隊長に元気と気合をいただきました。
  
■4:00
本瀬港に到着。1時間ほど仮眠。
目が覚めると、7人ほどの釣り人が準備しています。
いつもそうですが、皆さん上手そう~(><;)
ネームはバリバリ入ってるし、若輩者の自分はなんだか気おされてしまいます。
釣り人の中にはサバルの皆様や、「ウキ釣り秘伝」でおなじみの写真家の長谷部司さんがいらっやいました。前回の久保野孝太郎さんといい、有名人に会えるなんて光栄です。
 
■5:30
出船。我々は最後の渡礁となりましたが、船が向かった先はなんと名礁「陸の丸島」!
夢でないでしょうか!?船長さんと常連の皆様のの心遣いに感謝いたします。
 
 
■6:30
実釣。朝から西風が強いため、場所を東側に限定にしてハナレの左右に井出君と陣取りました。
ハナレ左に井出君。右に私。潮は下りがトロトロ流れています。
コマセにはコッパやカワハギ、キタマクラが群がり、夏の海を感じさせえます。
30分ほどコマセを巻き続け、ボチボチいいかなと竿を出します。
さすがにオキアミは残りません。たまにかかるのはコッパ&キタマクラ。まずは予想通り。
ここで今回の必殺武器①の登場!
「マルキュー強力アミダンゴぉ」(旧ドラエモン)
これはネリエですが、繊維が混入されており非常にエサ取り達に強い代物です。しかも美味しいらしい。
前回にに巻いたコマセが効いていると考え、コマセを巻かず磯際にゆっくり落としていきます。
これが大当たり。いきなり竿をひったくる大当たり。ガンガン底に向かい根に張り付こうとします。
こっちゃあM2の1.7号にミチイト2.5号、ハリス2.5号の万全な体制?負けるかとばかり耐えます耐えます。
竿が折れんばかりの状態でしたが、スタミナ尽きたのか少しずつ浮き始めました。
タモ入れを井出君に頼み巻いている最中、最後の振り切りをみせます。「あがけあがけ」とほくそ笑んでいたら竿が天を…
早速やっちゃいました。根ズレっす。もっと慎重になればと後悔しました。完璧にとれたはずなのにね。
(゚◇゚)ぽか~ん 1のされ目
 

しばらくは駄目かなと思い、次の1投は、かねてから試してみたかった「ヌカ切り」にチャレンジ。

ヌカ、砂、サナギ粉、オキアミ粉少々のコマセを片手で一握りにしてツケエサを包み込みます。それを先ほど「のされ」たポイントに落とし込みます。ヌカの重さでウキがゆっくり沈んでいきます。それが途中から急加速。「磯だと流れがあるからこうなのかな?」なんて考えていたら竿先がひったくられます。すぐに竿を立てますがあっというまに寝かされます。なすすべなし、潜水艦。

 「なんなんだ?なんなんだ?」竿を立てることもできずあえなく「のされ」ました。これ以上ない最高の「のされ」っぷりでした。

(//≧▽≦//) 2のされ目


 それからしばらくはコッパの嵐になり疲れてしまいました。そんなときに「牛が瀬方面にナブラ発見!」と井出君が教えてくれました。見てみるとフカセで届く距離。コマセを大遠投して仕掛けをいれました。なかなかの引きにあがってきたのはまあまあメジナ。あれ?と思い、すぐにルアー竿でジグを投入。井出君と二人で投げまくりますが無反応。いつの間にかナブラもなくなっていました。
 

自分の座に戻り、先ほどのされた磯際ポイントにヌカ切りで投入。すぐに竿先にゴツゴツと荒っぽい反応。アワセを入れると走る走る。なんか鯛型っぽい?ラッキーととらぬ狸のなんたら。しかしさっきの潜水艦とは違います。「今日はええ日や~船長さんありがと」~など思いながらやりとりしていたらフッと軽くなりました。なぜなぜ?と回収してみるとハリスがチモトでスッハリ切れています。石物?
 

(゚ーÅ)ポロリ 3のされ目
 
■10:00
このころから西風も強くなったので、私は追い風となるハナレの左側に移動。
井出君とならんで竿をだしました。井出君は2ヒロあたりを丁寧に探っています。私の邪道と違い正統派フカセ道です。
アワセ待ちの姿はまるで松田稔さんのよう(笑)ちゃっかりコンスタントに30前後の尾長を釣っています。
 
場所移動して数投目。ヌカ切りにアタリがでます。とんでもない元気な魚で私の腕にバリバリきます。「ん?バリバリ?」手前のハングしてる瀬に入ったようで一時は動かなくなりましたが、竿とハリスを信じて引きずり出したのは予想通り良型アイゴ(バリ)でした。寸42センチでなかなかの良型。井出君にタモ入れしていただきました。今時期はアイゴも旨いのでトゲと血を抜きお土産にしました。
井出君はちゃっかりデカいイサギやヒラソウダをコンスタントにあげています。
彼はやはり上手いです。のされ隊でいつかトーナメンターになれるとしたら彼しかいないでしょう。応援するよ井出君!
  
■11:00
西風はさらに強くなりましたが、東向きポイントが喰い上げ状態になったのでポイントを西向きの向かい風ポイントに変更。真下にコマセを巻くと60オーバーの何かが5、6匹コマセをあさっています。とにかくデカい何かです。しかし付け餌には反応しません。15分ほどウロウロしていたその魚もいなくなってしまいました。
  

■12:00
ささやかな昼食タイム。石廊崎の絶景を堪能しながら食べました。食後のラストスパートは東向きの離れ左側に決定しました。

あれ?そういえばハリス2.5号のままじゃん(>_<;)ということで1.2号にチェンジ。
「落としすぎやー」
とどこからか声が聞こえてきそうですが、誰がなんと言おうと実際変えました。予感がしたんです。釣れる予感じゃなく、のされる予感が!!!


答えは1投目に来ました。ウキ下2ヒロ。
スバッと綺麗にはいったあたりは紛れもないグレ。かなりの良型です。手前につっこみ竿先が海面に突き刺さりのされ寸前ですが、何とか竿を立て直しました。
自分A 「元気の良いグレとのやりとりはたまりませんな~」
自分B 「そんな余裕ないやーん、ボケ~!!ハリス1.2号やーん!!!」
と一人でボケツッコミしていたら、フッと軽くなりました。またまた痛恨のバラし。道糸とハリスの直結部で切れとりました。「わーん、とったと思ったのにー。」
一部始終を見ていた井出君は「俺ものされたいっす。」といっておられました。俺は釣れている井出君の方が羨ましいよ~
 

(☆д☆)がるるぅ~ 4のされ目
 
その後、船が迎えにくるまではドラマなく終了。
それでも写真のとおり結構釣れました。
石廊崎恐るべし!陸の丸島恐るべし!
陸に上がった常連さん達はやはり上手いですね。良型グレを確実に仕留めていました。

宮島丸船長さん、本当にありがとうございました。
石廊崎が大好きな場所になりました。
 
左の刺し盛りが石廊崎盛りデス。

 
 
 
 
 

  

いつもならここで終了なんですが、今回は体力と気力とコマセが余っていたので第2ラウンドがあるんです!!

 
 

場所 :南伊豆手石港
釣行者:「のされ隊」井出晴樹、某管理者
潮  :中潮
水温 :20度近辺
天気 :晴天なれど西風強し
時間 :15:00~16:00
釣果 :(井出君)なし
釣果 :(某)チンチン、ボラ
のされ:なし
 
なんとなくコマセ余っていたため手石港へ。河口は流れも緩く良い感じ。その時近くの釣り人がチンチンをあげた!

俄然やる気モード。すぐに用意しヌカ切りでチヌ釣りに挑戦しました。結果、第1投目でチンチンGET!数投目でボラGET!

いい感じジャン、と思ったら謎のコノシロ叔父さん登場で海況一変。底には生物反応さえなくなりました(笑)

コノシロ叔父さんに気力と体力をごっそり持ってかれて終了。16時撤収。帰路につきました。
 



 

のされ」何が針にかかっていたんだろう
(それは希望と夢)
のされ」何で釣りあげられなかったんだろう
(それは運と場所)笑
のされ」よし、次こそ釣り上げよう!
(それは明日への活力)
 


 「釣れた」人より「のされ」た人が羨まれる倶楽部。それがのされ隊。帰りの道中、井出君とその事で笑いあいました。ちゃんちゃん。今日がのされ隊の誕生日なのです(ホント)
 

橋本屋(宮島丸)     http://blogs.yahoo.co.jp/lucida5272
のされ隊本部(ろばた千成)http://www.fnet24.com/Search/details/95/95.php?id=95