【沖磯】2006年11月22日(南伊豆石廊崎にてフカセ)

【沖磯】2006年11月22日(南伊豆石廊崎にてフカセ)

 

 

場所 :石廊崎大根(宮島丸出船)
釣人 :平岡特攻隊長、井出事務局長、某管理者スッキー
潮   :大潮
水温 :20度強
天気 :午前中は晴天東風微風。午後西風強し
時間 :6:00~14:00
釣果 :(平岡氏)木っ端無限、尾長25~35数枚、口太30級数枚、石鯛25~29.5を5枚
     (井出氏)木っ端無限、尾長25~39.5数枚、口太33級数枚
     (某)木っ端無限、尾長25~33数枚、イサキ32を1枚
のされ:極大のされ1発(平岡氏)



またまたいってきました半島最南端の石廊崎。
出船はもちろん橋本屋(宮島丸) http://blogs.yahoo.co.jp/lucida5272
毎度のことですが全員一睡も寝られませんでした。みんな子供だよね~(笑)

 

1:00
富士を出発。毎度、のされ隊本部(ろばた千成)に立ち寄り、会長に気合をいただきました。いちもスミマセン。
 
 
4:30
本瀬港に到着。1時間ほど仮眠。
目が覚めると、今日は我々以外の釣り人は2人だけ。おお!なんだか気楽だぞ!(我々は気が小さい釣り人なんです)笑
常連の方だそうでご挨拶を丁寧にします。それぞれ上物と底物の方です。

 
6:00
昨日の時化のため石廊崎港へ避難していた宮島丸が遅れて出船をしました。
少しばかり時化っています。
先の方々を前回渡礁させていただいた「陸の丸島」の渡し、その後「大根」に向かいます。
前回と違う場所を楽しんで欲しいという船長さんの暖かい心遣いです。
チャカ場で井出、平岡の両名が竿を出します。私は南向きのサラシ右側に陣取ります。
風はほとんどなく釣りやすい状況です。潮は下り潮がゆっくり流れています。
 


 

6:45
実釣。今回のコマセも前回同様、集魚を極力抑えたヌカとオカラ中心の極薄コマセです。
コマセにはチョウチョウウオが群るくらいで静かな感じです。
30分ほどコマセを巻き続け、ボチボチいいかなと竿を出します。
期待の第1投、サラシ右側をコマセを被せながら仕掛けを投入。
 


 

そのとき携帯が鳴ります!

「同行の2人のうちどちらか釣れたかなー?」
と携帯をみると嫁様から!!!(汗)
実は昨夜は娘が熱を出し吐きまくっていたため、後ろめたいままの釣行でしたので、さすがにこの電話は出ないわけにはいかないです。投げた仕掛けを気にしながら、しかも焦りながら電話に出てみると

「もちもち~?パパ~?会社なの~?」
と娘のなきそうな声。

「????会社だよ?ママは?ママは?」
姫は自分で電話をかけられる年ではないので後ろに嫁様がいるはずです。

「朝、起きたら駐車場にあんたの車がなくて、しかも知らない車(井出事務局長)が駐車場にあるから、娘が不穏なんだよ。安心させてやってよ~あたしじゃ駄目なのよ~」
と嫁様。声は優しいかんじだ。早速娘にかわってもらい

「パパは今日は仕事なんだよ~。帰ったらお魚もっていくからね~後で食べようね~」(謎)
と勝手な論理で優しく娘を諭すと

「早く帰ってきてね~」
と甘えん坊モード。そのとき竿をガツンとひったくられました。!!なかなかの重み。しかも電話中!しかも1発目!

急いで電話を切ろうとするが、そんな勝手な道理は姫には通じず。電話したまま引っこ抜きました。
2.5号ハリスなので安心して抜きあげた魚は25cmほどの太った尾長。
私もホッとしたためか姫も落ち着き、電話を切ることが出来ました。
二つの安心が重なったためか、急激にテンションがあがり楽しくなってきました。


 

北側の水道付近に陣取っていた2人はすでに場所移動し、南向きの大根小島に移動しています。
大根北向きは生態反応がなかったらしいです。深さ30m近いのにね。
私のほう魚信があったのは最初だけで、少し風が出てきたこともあり仕掛けが落ちないためか釣果が伸びません。
数枚の20~25cm尾長を追加しただけで1回目のコマセも10時を待たずに終了しました。

海休めに、大根小島向かいでやっている二人を見に行くと、井出氏は木っ端交じりで尾長を次々に釣り上げています。
平岡氏は相変わらず賑やかな釣りですが30cm近い石鯛を釣り上げていました。聞けばヌカ切りで底近くを探っていたようです。
魚幅があり結構美味しそうです。流石は王者、かなりの引きだったようです。
大根小島向きは左右の潮の向きによって釣果は左右されるようですが、2人とも着実に釣果を伸ばしています。
 
私もがんばらねば!
 
 
 
 
 
 
 
11:00
私の釣り座のサラシから沖に払い出しはじめました。
勝機!とばかりにサラシど真ん中とサラシ脇に集中的にコマセを巻きます。
サラシに巻き込まれてもいいように、2Bのウキとガンダマをビシバシ状態で仕掛けを張り、投入。
タナは1本。良い感じで仕掛けが落ちます。ウキがガンダマに負けてゆっくり沈み始めて数十秒。
もう付けエサないかな?と思った瞬間竿先を持っていく魚信。
「やりい!」
サラシの中をまっすぐ手前に突っ込む魚は間違いなくヤツでしょう。
今までで一番トルクフルなヤツは際まで来て数回突っ込みます。
楽しい楽しい。
しかし耐えれない重さでなく片手で竿をためているとヒラうちました。
釣り座が高くタモが届かないため、またしても抜いてしまいました。
33cmの尾長でした。まずまずのうれしい1枚。これでホッと一息です。

 
次も同じ場所を攻めます。そして同じような魚信。
先ほどよりややパワーがありますが、長い魚の感じです。
姿を確認すると良型イサギじゃありませんか。メジナより緊張します。
なぜなら私はイサギが大好きだから。ガッチリ針がかりしてることを確認するとぶっこ抜きます。
32cm!
「よっしゃあ~OK牧場!」思わず声にでちゃいました。
その後も数投は同じ状況が続き、25cm以上の尾長が3枚ほどでたところで急に潮がとまりました。
 
 
私なりにすべてのレンジに仕掛けを投入し、すべてのタナを探ったつもりですがエサが残ります。
こんな状況が終了間際まで続いたため、そのまま納竿してしまいました。
今回は「のされ」製造釣法の必殺ヌカ切りは不発に終わりました。
このような時の釣り方を今後は学ばねばなりません。
 
 
さて大根小島向かいの2人はどうでしょうか?結果としては
井出事務局長は39.5cmの良型口太を釣っていました。流石です。
平岡特攻隊長は竿が折らんばかりの特大のされを喰らっていました。ウキが見えてきたところで針ハズレです。間違いなくメジナだそうです。
それぞれのレポートとナイスなコメントを紹介します。
 
●井出事務局長コメント(彼にとっては29.9以下は木っ端)

釣果、口太39センチくらい 口太30センチくらい、木葉10匹くらい。
午前中は潮かず、棚3ヒロの誘導仕掛けで攻めたが当たりとれずに苦戦。
午後から潮動きだし、棚を2ヒロにし良型を一枚。
全体的に緩い潮で餌を入れてなじませるのに苦労しました。
 

 

 

●平岡特攻隊長コメント(彼は今回の釣行で黒鯛モードから磯モードにスイッチONしました)


午後の「特大のされ」は、ウキはG2をつかっていました。
ハリス2号には、ガン玉をうたないで、直結の上ミチイト部に、小さいガン玉を二つうってありました。
タナは、竿一本ちょいぐらいです。
大根小島と大根の間を大根小の払い出しにのせて、流しました。
この釣りかたで、何回か連発で形は小さいですが、釣れました。
のされたやつは、このパターンできました。かかった瞬間に、ものすごい重量感があって、やばいと思い、つい
「井出くんー」
と叫んでしまいましたよ。道糸は3号にハリスは2号でした
イシダイは足元の、たまにでる払い出しに、ヌカ切りで落として釣る事が出来ました。
餌は両方、オキアミです。こんなかんじで、いいっすか?
「十二月の休みを教えてくださいよ!石廊崎いきましょう!」
 



 

今回も石廊崎を十分に堪能できた3人釣りバカでした。
宮島丸船長さん、本当にありがとうございました。お茶美味しかったです。
またまた石廊崎が大好きな場所になりました。
 
 
橋本屋(宮島丸)     http://blogs.yahoo.co.jp/lucida5272
のされ隊本部(ろばた千成)http://www.fnet24.com/Search/details/95/95.php?id=95