【堤防】2007年4月12日(沼津江梨にて紀州釣り)

【堤防】2007年4月12日(沼津江梨にて紀州釣り)

場所 :沼津西浦(江梨)
釣人 :平岡のされ隊長、たけ、某管理者スッキー
潮   :長潮
水温 :ガクブル(((;゚д゚)))ガクブル
天気 :風が四方八方
時間 :5:00~18:00
釣果 :小(ハゼ、カサゴ、カワハギ、メジナ、ササノハベラ、念仏鯛、キュウセン)
のされ:2発

 

 

 

 

 

行ってきました早春の江梨!今回は春ボラ本命!【大嘘】
出撃は隊員3名!さあ今回もドラマ満載じゃあ!

 
3:00
自宅出発。3名ともまる2日間不眠不休状態
当然、テンションMAX!
釣行キタ━━(゚∀゚)━━!って感じ
場所は悩みに悩んで江梨に決定!理由は黒鯛だけじゃなくスーパー外道ボラ先生も釣りたいから。
 

4:30
現地に到着。すでにビシバシとエギングしている方がお一人。珍しく墨跡がやたらと少ない江梨でした。
元気に挨拶をかましてみるが、何が気に入らないのか無反応。おいらは悪くないよ。


白みだしてから海を見ると底まで見える。この時間で見えちゃうんだもんなあ。
すぐ横はダイビングスポットの大瀬崎。江梨は内浦湾でも外海に属するから納得しちゃいます。

 

5:00
釣り開始。3人並んで同じダンゴを放ちます。
レシピは前回と同じ失敗をしないように、薄めのダンゴを意識。配合比率は
 


・糠         6
・砂         1
・細引きサナギ    1
・チヌパワーMP   0.25~0.5
 

結果としてこれでも濃かった!
朝のうちは3投に1回くらいエサ取られるくらい。適度に刺激があってよい感じ。
ただ、チヌの気配は感じない。
 
 
静寂を破ったのはタケ隊員!竿が大孤を描く。折れそうなほどに…キャ━(*≧∇≦*)━☆★

「うおー!」
 
雄たけびを挙げるタケを思わずパチリ。魚は?ん?動かない。

「タコかもよ。」
「いや根がかりでしょ」
「うーん?」

謎のまま終了。まさか後の序曲になろうとは・・・
 
 
ガンガゼが浮きを消しこませました(汗)
 
 
しばらくは釣れる魚はベラ系のすべてエサ取り。なかなか難しい。
今日は左右の潮通しはヌルイし、干満差があまりない長潮。
実は沼津は大潮や中潮など潮が早いとされる日ほど釣れない傾向がある。
だから今日は良いはずなんだけどな…。
 

しかし、ついについに来たんですよ。
エンペラータイム!(皇帝の時間)
 

11:10~11:50
明らかに海がおかしくなる。
表層にやたらと魚が多くなる

木っ葉メジナ、金魚、メバル、タカベ。数え切れる数ではない。
何かに怯えてるようにも見える。
こんなときはこう考えてます。

①10m以上の深い海の場合、底に魚の嫌う冷たい潮が入り込み、魚たちが暖かい表層に浮いてしまう。
②エサ取りは大抵が大群だから、大きい魚が来ても数が少なければ勢いで勝ってしまう。
しかし、大きい魚が大群の場合は逆に追っ払われてしまう。


 

今回はどうだろう?
まずは、もっとも柔らかいオキアミのムキミを付け餌にしてみる……残る。エサ取りはいないようだ。
もう一度同じやり方でやる……また残る。大きな魚もいない?
少しタナを深くしてみる……ウキが入る!軽くアワセるがエサが丸ごと残る。怪しい!
この状態が15分ほど続く。3人とも確信はないが、怪しい気配に海が支配されていることはわかった。
居るのに釣れないジレンマ。アタリは早春らしく微妙。
その時、タケ隊員に微妙なアタリ。彼は逃さず大アワセ!「マークドライ」が火を噴く。
 
「ポキッ」(笑)

 
オレタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
 


一番面白いのは放心状態のタケ隊員の顔でした。

「マア━━ック!」

折れた竿の名前。マークドライだからマーク♪
海に叫んでました。彼は「マーク」を富士宮に埋めると言ってました。チ~ン

享年4月12日11時28分。でもたぶん修理きくよ。タケ【爆】
 


 

さて、余興の後は本命を釣るだけです。(笑)
ここでやるのが某管理者。

ダンゴ崩壊後10秒弱でゆっくりとTD45(マイ浮き)が2メモリ(約8cm)海に入りました。微妙…居喰いか?
そのまま静止…アワセたいが我慢我慢。1…2…3…4…5…あぁもうダメ
「エイヤ!」
と腰抜け弱気なアワセ。すぐにドンドンドンと上品に竿先がたたかれました。
あれ~のっちゃった~しかも黒鯛っぺー。でもアワセが腰抜けなので針がかりは浅そうです。
感触は35cm級でまあまあか(謙虚に)みんな見てくれ~早く~!
しかし、4秒後に孤を描いていた竿は天を仰ぎました。……(*゚▽゚)……しかも禁断の底バラシ!
 


 

【禁断の底バラシとは】
黒鯛は小さいものは群れで生活する。大きくなるほど群れは小さくなり、年無しサイズと呼ばれる50cm以上になると単体で生活する場合もある。しかし、ノッコミと呼ばれる初春の産卵期ではサイズの大きい固体でも群れる事が多くなる。
そして、針が外れた(バラシ)黒鯛は慌てふためきながら「これはたまらん」とその場を急いで去り戻ってはこない。この去っていく黒鯛を追わなければ良いものを、ノッコミ期の大群の黒鯛は理由もなしに、急いで立ち去る固体を追っかけて行ってしまう。つまり黒鯛の大群を瞬時に一掃してしまうのである!
これが「底バラシ」が「禁断」と言われる所以である!!!


 

(*/▽\*)ぃゃぁん。やっちゃった!
 
おいらはこれで事実上終了。_| ̄|○ ドーン

同時にわずか40分足らずの「皇帝の時間」は終了しました。
びびりまくっていた小魚たちは散会し、深場でさえエサ取りの巣窟に。
これでいつも通り!チャンチャン。(・д・川)ズーン↓
みんな、マジでゴメン。
 
でも引き味わえたの「お~れだけ!」【反省ナシ】笑
 


 

ここで昼食で海休め。今日のお弁当は特攻隊長かずまの奥様の手作り弁当。幸せなひと時を過ごしました。
でも、丸2日寝てない状況、ポカポカ陽気、お腹満腹、釣れない…と来ればまあ落ちるでしょう。
予想通り、昼食後あっという間に2人(タケ、かずま隊長)は堕ちました。
 


 

13:30
爆睡中の2人を出し抜こうと、某管理人は一人、気をはきますがどうにもならず。
15時にお目覚めの平岡隊長が起床後すぐにのされましたが、メジナっぽい。
16時にタケ隊員も合流するも、もはやこれまで。海況は悪くなるばかり…

 
18:00
ウキが見えなくなりあえなく納竿。
終わりに江梨港を3人で大掃除してきました。
もともと綺麗な港だからゴミは少ないけどね。
エサイカのおっちゃんが「若いのにえらいなあ」と褒めてくれましたが、言いながらおじさんは吸っていたタバコを海に投げていました。
┐('~`;)┌ ふぅ~。掃除は当たり前!!!!!!!!!!!!
 


朝に数時間続いた謎の魚信の正体はこの魚。あなたオキアミ1パック食べたの?

3人合わせてのお土産は、カサゴ(10、13cm)カワハギ(10cm)とこれだけ。
至上稀にみる貧果に終わりました。
春黒鯛は難しい~!まっとれや~!(×゚д゚)у―~~