【堤防】2007年5月7日(沼津江梨にて紀州釣り)
【釣行DATE】

釣り人:のされ隊GOD市川・おいらスッキー(紀州釣り)

状 況:中潮。水温はこの時期にしては高い。風は穏やかという予報だったが疾風になった!

釣 果:口太グレ25cm(最後まで生きておられたので情が沸きリリース)。江梨では珍しい良型メゴチ、ベラベラベラベラレロベラ

のされ:ないっす

  

画像は魚の釣果がないので景色のみを撮影したもの。左側はダイビングスポットで有名な大瀬崎(おせざき)。

 

【おいらスッキー釣行記!】

先に書きますが沼津はただいま絶不調!!!(のされ隊だけ?)
そんな状況の中、GOD市川と行けばなんとかなるかしら?と思い出陣!
フナムシを大量に採取しいざいざいざ~!

 

 【フナムシ実釣編】
 
さて、フナムシ解説で大見得を切った割には釣果は散々でした(汗)
早朝からGOD市川のウキには渋い魚信がしばらく続いていました。
ウキにほとんど魚信がでない嫌ーな雰囲気のままエサだけなくなってました。
そこでなにげにGODが捕まえたフナムシ先生をエサにつけるとあら不思議。
TD45(トウヤダンゴウキ)はスパっと消しこみメジナが姿を現しましたとさ。こんな威力
実際、私は一昨年に45級超の尾長と口太を沼津西浦の同じ堤防からフナムシで釣りました。
メジナを狙ってフカセで沖磯通いしてるのに、まだこの記録を超えられません。これはこれで悲しいの(涙)

 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 

のされ隊本部(ろばた千成)

下田海上保安部沿岸域情報
第三管区海上保安本部
神奈川県水産技術センター

 

 

 

【フナムシとは】
フナムシ(船虫)は、ゴキブリとは別物の海岸動物。【むしろ蜘蛛!】
体長は最大5cmほどで等脚類の中でも大型である【釣りには3~4cmくらいがいい】

全世界の熱帯から温帯にかけての岩礁海岸に広く分布し、個体数も非常に多い。
潮が満ちてこない高さの岩石の上に大小さまざまな個体が群れており、海岸近くの草原や人家、船舶などにも多い。
動きは素早く一目散に岩石のかげに逃げこむため、捕獲はなかなか難しい【コツがある!】
誤って海に落ちた時はすばやく体を波打たせて泳ぐこともできる【このときが捕まえるチャンス!】
ただし遠距離を泳ぐことはできず、水中に長い時間いると溺れてしまう【死んでもエサとして有効!】
食性は雑食性で、藻類や生物の死骸など様々なものを食べて海岸の「掃除役」をこなしている。
海に落ちた個体は魚類にも捕食される【だからエサになる】
どこの海岸にもいるうえ、手頃な大きさでもあるので、釣りの餌としてよく利用されるが、容姿やすばやい動きがゴキブリに似ており、嫌う人も多い。
英名でも"Wharf roach"(埠頭のゴキブリ)と呼ばれている。ゴキブリとフナムシを同じ方言で呼ぶ地域もある。

トドのつまり、フナムシは集魚&エサ取り対策として最強に近い特効薬!
実はおいら夏は釣りしてる時間よりフナムシ捕まえてる時間が長いくらい。
これが出てくるとエサ代助かるしね。黒鯛、真鯛、メジナ、ボラも大好きエサです。